ダイエットファイバー(食物繊維)が糖質制限にオススメなわけ
当ブログではスーパーフードやスムージーによるプチ断食ダイエット・糖質制限によって気持ちよくやせるための方法について、自然に20キロやせた経験(82kg⇒62kg)をもとに書いています。
今回の記事はダイエットファイバー(食物繊維)が糖質制限にオススメなわけについてです。
前回の記事では糖質制限がダイエットのために効果的な理由について書きましたが、糖質制限ダイエットの落とし穴のひとつは、炭水化物を極力減らそうとするために、腸内細菌のエサになる食物繊維までも摂らないようになってしまうことです。
しかし「腸内フローラ」と呼ばれる腸内細菌の集まりの中にはヤセ菌やデブ菌と呼ばれる菌がおり、デブ菌が優勢になると、太りやすい体質になってしまいますし、食物繊維をたくさん摂ることでヤセ菌が増えれば、からだに脂肪が溜まりにくくなるという痩せやすい体質になるのです。
そのため、糖質制限ダイエットを成功させるためには、糖質を減らすだけではなく、腸内細菌のバランスを整えることも重要なのです。腸内細菌のバランスが良いことは、よりダイエットに効果的なのです。
糖質制限のお伴「ダイエットファイバー」
しかし一人暮らしをしていて自炊ではなく、出来合いのもので食事を済ませたり、野菜はあまり好きではなかったりするため、日頃の食事のなかで食物繊維をたくさん摂るのが難しいという方は多いと思います。
そういう方は、「ダイエットファイバー」を、飲みものや、みそ汁、ヨーグルトなどにサプリメントとして加えてみることをオススメします。
基本的に「ダイエットファイバー」は粉末状になっているため、水やコーヒーなどにサッと溶かして飲むことが出来ます。
また「ダイエットファイバー」の原材料は、糖質を吸収をゆるやかにしてくれる水溶性食物繊維の「難消化性デキストリン」であるため、糖質制限のお伴に最適なのです。
そのため食事前に飲んだり、糖分が含まれている清涼飲料水などの飲料に混ぜることで、糖質の急激な吸収を抑えることができます。
さらに、先程も述べたように、腸内細菌のエサになることで、腸内フローラのバランスが整えられるというメリットもあります。
小林製薬の「イージーファイバー乳酸菌プラス」には、水溶性の食物繊維だけではなく、有胞子性乳酸菌とフラクトオリゴ糖も含まれています。
おすすめはストロングファイバー
ちなみにダイエットファイバーは大きめのスーパーマーケットやAmazonなどのオンラインショップなどで販売されていますが、この記事でおすすめしたいのはアサヒグループ食品から販売されている「スリムアップスリム ストロングファイバー」です。
この「スリムアップスリム ストロングファイバー」のすごいところは、食物繊維が1包に5gも含まれているだけではなく、乳酸菌(有胞子性乳酸菌末)が1億個相当も含まれている点です。
食物繊維の1日の目標量は、成人男性は20g、成人女性は18gであるとされているため、ダイエットファイバーだけでは十分な量を補うことは出来ませんが、たったの1包で水溶性の食物繊維を5gと乳酸菌が補えるのは、非常に便利だといえます。
ちなみに「スリムアップスリム ストロングファイバー」の原材料は、難消化性デキストリン、有胞子性乳酸菌末、乳酸菌粉末(殺菌)、酒粕発酵物、香料となっています。
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毎日の食生活のなかで、なかなか食物繊維を摂れていないという方は、ぜひ「ダイエットファイバー」を、水溶性食物繊維の不足を解消と糖質制限ダイエットに役立ててみてください。
糖質制限がダイエットに効果的なわけ
当ブログではスーパーフードやスムージーによるプチ断食ダイエット・糖質制限によって気持ちよくやせるための方法について、自然に20キロやせた経験(82kg⇒62kg)をもとに書いています。
今回は糖質制限がダイエットに効果的なわけについて書いていきたいと思います。
からだが太りやすい体質になってしまう原因のひとつは、砂糖や異性化糖が多く含まれた食品によって、甘い物への依存度が高くなり、昔と比べると慢性的に糖質を摂り過ぎてしまっていることだと、私は推察しています。
また多糖類である食物繊維の摂取量が減り、代わりに単糖類(ブドウ糖・果糖)や二糖類(主にショ糖)ばかりを加工食品やファストフードなどから摂るようになったことも、肥満の原因であるように感じます。
そのため、ダイエットのためには「糖質制限」を行うことが必要不可欠になってくると考えられ、「糖質制限」はしないよりもしたほうが良いのです。
また糖質制限は自分にとって無理なく適度に行えば、ダイエット効果だけではなく、身体の調子が良くなるというメリットもあります。
私自身も、実際に糖質制限を行うと、身体の調子が良くなっていきました。
しかし「糖質制限」というと、糖質の摂取量を限りなく「ゼロ」に近づけるイメージがありますが、ダイエットのために、糖質を極力減らそうとすると、ストレスになって長続きしないことが多いという問題が出てきます。
糖質制限の第一人者である江部康二氏も、『人類最強の「糖質制限論」』のなかで、
実際、糖質制限食のダイエット効果は非常に高いです。しかし、これまで1日3食、美味しくご飯やパンなどを食べてきて、デザートや間食で甘いお菓子や飲み物を食べたり飲んだりしてきた人たちは、糖質制限を思うように続けられない人が多いです。
ある程度の期間、糖質制限を実践してダイエットに成功すると、そこで満足したり気が緩んでしまいがち。そして、続けられなくなり、リバウンドしてしまう人が多いのです。
糖質を含む食べ物は、美味しいものが多いです。しかも、それを長年、習慣的に食べてきたのですから、糖質制限を続けるのは多かれ少なかれストレスがともなうのは当然です。(江部康二『人類最強の「糖質制限論」』p16)
と述べています。
実際に糖質制限ダイエットを始めてみたけれど、長続きしなかった方は非常に多いのかもしれませんが、江部康二氏は、「糖質制限する度合いは徐々に厳しくするのではなく、はじめから厳しくしたほうが実は続けやすいのです」と述べており、糖質制限を続けるために、厳しい糖質制限からゆるやかな糖質制限へと移行することを推奨しています。
その江部康二氏は「スーパー糖質制限食」、「スタンダード糖質制限食」、「プチ糖質制限食」を提案しています。
この記事ではこのうちの「スタンダード糖質制限食」、「プチ糖質制限食」を紹介したいと思います。
◎スタンダード糖質制限食
夕食は糖質制限をしますが、朝食と昼食はどちらか1食だけ糖質制限。つまり朝食か昼食どちらか1食だけ糖質をとります。
糖質をとる場合、1食当たり糖質50~60g。1日当たり糖質70~100gが目安です。
朝食か昼食どちらか1食だけ糖質をとるといってもご飯の大盛やおかわりは避け、量を控えめにします。また、玄米や全粒粉パン、そばの実を石臼などで挽いた十割そばなど、精製度が低くて食物繊維が多く、血糖値を上げにくい主食を選ぶように心がけるとなおいいでしょう。(江部康二『人類最強の「糖質制限論」』p79)
◎プチ糖質制限食
これは1日3食のうち夕食だけ糖質制限をする方法です。
1日当たり糖質110~140gが目安。朝食と昼食は、1食当たり糖質50~60gが目安です。
プチ糖質制限食はハードルが低い分、続けやすいです。スタンダード糖質制限食と同じく、糖質をとるときはご飯の大盛りやおかわりを避け、精製度の低いもの(ご飯なら玄米、パンなら全粒粉パンなど)を選ぶようにするとより効果的です。(江部康二『人類最強の「糖質制限論」』p80)
ゆるやかな糖質制限「ロカボ」
また、当ブログでは北里研究所病院糖尿病センター長である山田悟氏が『糖質制限の真実』のなかで提唱している「ロカボ」と呼ばれるゆるやかな糖質制限も紹介したいと思います。
この「ロカボ」という言葉には、普通の「糖質制限」や「ローカーボ」には含まれない、もう一つの考え方を付け加えています。それは〝緩やかな〟糖質制限であるということです。
糖質を1食20~40グラム、それとは別に1日10グラムまでのスイーツ、間食を食べて1日の糖質摂取量をトータル70~130グラムにしましょう、というのが「ロカボ」の定義です。(山田悟『糖質制限の真実』p116~117)
普通の糖質制限と違うのは、下限を切ることによって、ケトン体が出てくるような極端な低糖質状態になることを避けているということです。これによって、ケトン体分泌に伴う血管内皮細胞の障害などを除外できます。
また、極端な糖質制限は食事の幅が非常に狭まりますが、この〝緩やかな〟糖質制限=ロカボの定義に従えば、食べられるものの幅はぐんと広がるのです。(山田悟『糖質制限の真実』p117)
まずはゆるやかに糖質制限ダイエットを続けてみる
糖質制限がダイエットに効果的なのは確かですが、まずは、3食のうちの1食だけ、ご飯やパン、麺類などの糖質を摂らないように出来る範囲でゆるやかに行ってみることをお勧めします。
糖質制限はダイエットと同じで、「糖質制限しなければならない」「糖質を摂ってはいけない」というふうに、もっと食べたいのに制限されることで不満が溜まってしまうと、そのことがストレスになり、リバウンドで今まで以上に糖質を摂りたくなってしまうという悪循環に陥る可能性があります。
そのため糖質制限はストレスが溜まらない程度に、「糖質制限にはメリットが多いから糖質制限したい」といったようなことを自分で思いながら行ってみることをオススメします。
先ほどの糖質制限の第一人者である江部康二氏も、数年前に流行ったアドラー心理学のことを引き合いに出しながら、「糖質制限を自分で主体的に選んで決めたのならば、モチベーションが高く保たれますから続けられる可能性が高まります」と述べています。
また、学生さんや日中に仕事をしている方であれば、朝と昼は、しっかりと炭水化物を摂るけれど、夜はごはんやパンなどの主食は控えめにするといったような工夫も効果的です。
ちなみに、「糖質制限がダイエットにつながるといっても、甘い物がどうしてもやめられない」という方は、砂糖の代わりに、ココナッツシュガーやアガベシロップ、オリゴ糖といった低GIの甘味料を使ってみてください。
糖質制限ダイエットのお伴には「食物繊維」
さらに糖質制限をサポートしてくれる最大の栄養素は「食物繊維」です。
食物繊維は腸内細菌のエサになるのですが、炭水化物に含まれるため、炭水化物を摂らないようにすると、食物繊維が不足して腸内環境が悪化してしまうという弊害が生じてきます。
腸内細菌にはヤセ菌やデブ菌と呼ばれる菌がおり、デブ菌が優勢になると、太りやすい体質になってしまいます。
一方、食物繊維をたくさん摂ることでヤセ菌が増えれば、からだに脂肪が溜まりにくくなるという痩せやすい体質になります。
そのため、極端な糖質制限によって、腸内細菌のバランスが悪くなってしまうと、ダイエットのために逆効果ですし、腸内細菌のバランスが良いと、ダイエットにも健康にも良いのです。
また、食物繊維は糖質の吸収をゆるやかにする働きがあるため、野菜や海藻類などをたっぷり摂るようにすることは、血糖値の急上昇を防ぐことにつながります。
もしごはんとサラダが一緒に出てきたら、サラダを先に食べてから、ごはんを食べるようにするだけで、糖質制限ダイエットのために効果を発揮してくれます。
スーパーフードの栄養素がダイエットに効果的なわけ
当ブログではスーパーフードやスムージーによるプチ断食ダイエット・糖質制限によって気持ちよくやせるための方法について、自然に20キロやせた経験(82kg⇒62kg)をもとに書いています。
今回はスーパーフードの栄養素がダイエットに効果的なわけについて述べてみたいと思います。
世界各地に伝統的に伝わる「スーパーフード」と呼ばれる食材を、日頃の食生活に採り入れることは、ダイエットを成功させるために効果的です。
なぜなら、チアシード、キヌア、モリンガ、アムラ、ノニ、マカ、クコ、アサイー、カカオ、マキベリー、スピルリナといったスーパーフードにはアミノ酸、ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸、食物繊維、ポリフェノールなど、健康と美容を維持するためには必要不可欠な栄養素が、バランスよく含まれているからです。
ちなみにリビングフードのカリスマ、デイヴィッド・ウォルフ氏は「スーパーフード」について、
スーパーフードは食品と薬の両方の要素を兼ね備えています。濃縮された強力な栄養価を持ち、私達が普段食べている食品よりもはるかに価値があります。美味しくて、満足感が得られるスーパーフードには生命力や身体の活力を高める力があり、免疫系の活性化、セロトニンの生成量の増加、性的機能の向上、さらには身体のアルカリ化のために最適な選択肢なのです。また、スーパーフードは私たちにタンパク質、ビタミン、ミネラル、糖質栄養素(必須多糖類)、必須脂肪酸などを、十分に与えてくれます。(デイヴィッド・ウォルフ『スーパーフード』 高城剛 監訳 医道の日本社 p8)
と述べています。
このようにスーパーフードの栄養価は非常に高いため、「プチ断食ダイエット」や「糖質制限ダイエット」などのダイエットを行なっている間に、効率よく栄養素を摂り入れることが出来るという点で、スーパーフードは優れているのです。
栄養素を効率よく摂取できる<スーパーフード>。
また、スーパーフードには食物繊維が多く含まれている食材が多いため、「腸内フローラ改善ダイエット」のサポートにもおすすめです。
そのため、ダイエットをしたいけれど、栄養不足が気になるという方でも、スーパーフードをうまく食事に採り入れれば、栄養不足が解消されるため、栄養のことは気にせずダイエットに励むことができます。
詳しくは以下の記事をご参照ください。
現代の「食」の問題
現在、スーパーマーケットやコンビニエンスストアに出回っている加工食品やファストフードの多くは、糖質や脂質が多く、代謝のために必要なビタミンやミネラルが不足しています。
また、野菜ジュースを飲んでいるから安心だと思っていたとしても、野菜の栄養価は依然と比べて低下していますし、野菜ジュースは製造過程において、栄養素の一部が失われていると言われています。
そのため、加工食品やファストフードの多くは、味は美味しいかもしれませんが、食べる量の割には、それほど栄養素を補うことが出来ないという問題があるのです。
特にインスタント麺やお菓子などの加工食品は、ビタミンやミネラルが少ないだけではなく、腸内細菌のエサになる食物繊維もほとんど含まれていないうえ、それらの食品を食べることで腸内環境が良くなることは考えにくいですし、甘味料や添加物の依存性によって、食事をコンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで販売されている加工食品に頼ってばかりいると、栄養によって体が満たされないまま、自然と嗜好が偏り、太りやすい体質になってしまうのです。
したがって、スーパーフードを毎日の食生活に採り入れることは、そのような現代の食の問題を少しでも解決していくためにも効果的だと考えられるのです。
スーパーフードの栄養素を食生活に採り入れることはダイエットに効果的。
スーパーフードをダイエットのために効果的に利用するには?
ところで、スーパーフードをダイエットのために効果的に利用する方法としては、以下の三つが考えられます。
- 普段の食事に加えることで、不足しがちな栄養を補う
- 太る原因になる食べ物を減らす代わりに、スーパーフードを摂る
- プチ断食中、おなかが減って我慢できなくなった時に間食する
スーパーフードをダイエットのために利用する際は、最初は1の「普段の食事に加えることで、不足しがちな栄養を補う」だけ選んでも構いませんが、その後は2の「太る原因になる食べ物を減らす代わりに、スーパーフードを摂る」や、3の「プチ断食中、おなかが減って我慢できなくなった時に間食する」にもチャレンジしてみてください。
また、どんなスーパーフードを選んでよいの分からないという方がいらっしゃるかもしれませんが、世界各国に広まるスーパーフードには、味や香り、栄養素など、それぞれ特色がありますので、実際に自分で試してみて、自分のからだに合う食材を探すのが一番です。
それに加えて、スーパーフードを選ぶ際は、なるべく「オーガニック(有機)」のものを選んだ方が良いです。あまりに安価なものは、農薬や化学肥料を使うことで、せっかくのスーパーフードの栄養価が損なわれている可能性が高いからです。
おすすめのスーパーフードについては当ブログでも紹介していくつもりですが、インターネット上や本でも見つけられますので、ご自身でも、いろいろなスーパーフードを発見してみてください。
スーパーフードはそのまま食べても良いものもありますし、サラダやヨーグルト、スムージーなどに加えたほうが美味しく食べられるものもあります(しかしどんなスーパーフードでも食べ過ぎには要注意です)。
ちなみに、手軽に様々なスーパーフードの栄養素をスムージーで摂りたいという方は、以下がおすすめですので、ぜひダイエットのために活用してみてください。
10種のスーパーフードを凝縮した【からだあいかんのスーパーフードスムージー】
「からだあいかんのスーパーフードスムージー」は、チアシード、モリンガ、ノニ、マカ、ザクロ、カムカム、クコ、アサイー、アセロラ、マキベリーの10種類のスーパーフードを配合しているため、これ一つでからだに必要な栄養素がたっぷり摂れます。
モリンガやハワイアンスピルリナ、大麦若葉などのスーパーフードだけではなく、ビフィズス菌、オリゴ糖、食物繊維、酵素など腸内フローラを改善するために必要不可欠な栄養成分、さらにダイエットサポート成分である「アフリカマンゴノキエキス」も配合されています。
「elfing-エルフィング-」は、「痩せ菌のチカラで溜め込まずにスリムに」がモチーフのサプリメントです。
「ビフィズス菌536株」と「フラクトオリゴ糖」、この2種類の菌が体内の痩せ菌を増やし、働きを高めてくれます。このように、痩せ菌と痩せ菌を育てる成分を組み合わせることを「シンバイオティクス」と呼び、現在注目されています。
さらに「短鎖脂肪酸」を作り出す「グア豆ファイバー」と、モリンガ、リンゴンベリー、マカ、クコ、チアシード、ヘンプシード、アロニア、キヌア、アマランサスといったスーパーフードがダイエットをサポートしてくれます。
ダイエットしない習慣であなたはヤセる。
当ブログではスーパーフードやスムージーによるプチ断食ダイエット・糖質制限によって気持ちよくやせるための方法について、自然に20キロやせた経験(82kg⇒62kg)をもとに書いています。
今回はダイエットしない習慣であなたはヤセる、ということについて書いてみたいと思います。
自分の体型が気になるためにダイエットを始める、という方は非常に多いと思いますが、今、自分がその体型になっているのは、何が原因なのでしょうか?
実は、今の自分の体型を作っているのは、砂糖や油、食品添加物、運動不足や睡眠不足といった特定の「もの」や「こと」ではなく、毎日の「習慣」なのです。
このことは、糖尿病や肥満症などが「生活習慣病」と呼ばれているのと同じです。
もし不規則な生活や栄養バランスが乱れた食生活などが続けば、当然、太りやすい体質になりますが、その太りやすい体質を作っているのも、日頃の習慣です。
この「習慣」とは何か、漠然としていてうまくイメージできない方がいらっしゃるかもしれませんが、ここでいう「習慣」とは、広い意味での自分自身の生活スタイルそのものだと思っていただければ結構です。
一方、本当の意味でダイエットを成功させるのも、特定の食べ物やグッズではなく、日頃の「習慣」なのです。
もし、毎日の生活習慣がやせるようなものであったら、あえてやせるために何かしなくても自然にやせていきます。
そのため、ダイエットを成功させるには、日頃の習慣を変えてしまえば良いのです。
毎日の習慣を変えるには?
しかし毎日の「習慣」を変えることほど、難しいことはありません。なぜなら、「習慣」とは、普段意識しなくても、勝手にやってしまうことだからです。
映画を見ながら、ポテトチップスをつまむ「カウチポテト」が自分のいつもの習慣になっていれば、そのこと自体を良いとも悪いとも思いません。つまり、不自然に思わず、あえて意識しないということなのです。
そのため、自分のいまの体型は、意識だけではなく、無意識や潜在意識などの領域もひっくるめた自分の心の持ち方も関係しています。
したがって、毎日の習慣によってやせたければ、自分の日頃の習慣を変えるしかありません。
ダイエットを意識しない習慣をあえてもつ
しかし先程も述べたように、自分の習慣は、「無意識」や「潜在意識」も関係してくるため、簡単に変えられるわけではありません。
ところが、ダイエットに関しては、ダイエットを意識しない習慣をあえてもつことが、自然にダイエットを成功させるために有効であるように思われるのです。
なぜなら、ダイエットを成功させるための近道は、ダイエットを目的にしないことだからです。
このことについては、前回の記事で書きましたので、詳細は省きますが、ダイエットを目的にしないダイエットとは、ダイエットをゴール(目標)ではなく、プロセス(過程)にし、代わりに「ヤセたいと思う気持ち」の向こうにある、自分の自己実現をゴールにしてしまおうということです。
もし自分が憧れの人物のような理想的な体型になりたければ、ダイエットや痩せること自体を目的にせず、ダイエットのために必要不可欠な食事や運動も、理想的な体型を実現するためのひとつの手段だと思ってください。
ただ漠然とダイエットをしようと思っても、日頃の習慣はなかなか変えられません。
自分の習慣が変わらないのは、「どうしても変えたい(wan to)」という内的な必然性が自分のなかにないからです。
しかし、自分にとって本当に望むことが存在していれば、毎日の生活習慣は夢や目標を実現するためにおのずと変わっていきますし、「キレイになりたい」「カッコよくなりたい」など、もしその目的がスリムな体型になることも含んでいるならば、ダイエットしない習慣であなたは自然にやせるのです。
ちなみに、私自身が当ブログで紹介しているダイエット方法は、スーパーフードを食生活に採り入れること、「ゆるやかな糖質制限」「ゆる断食ダイエット」「腸内フローラを改善してヤセ菌を増やす」などです。これらの方法は、自然と無理なく気持ちよくやせるためにおすすめです。
詳しくは以下の記事をご参照ください。
ダイエットを目的にしなければdietは成功する!
当ブログではスーパーフードやスムージーによるプチ断食ダイエット・糖質制限によって気持ちよくやせるための方法について、自然に20キロやせた経験(82kg⇒62kg)をもとに書いています。
今回はダイエットはダイエットを目的にしなければ成功する、ということについて述べていきたいと思います。
このことは前回の記事「「ダイエット」を意識しない習慣は気持ちよくやせるために大切」と重なる部分があるのですが、簡単にいえば、もしダイエットを成功させたければ、痩せることを目的にしない、ということです。
このように書くと、「え、やせることを目的にするのがダイエットじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかしダイエットがうまくいかない場合の多くは、「ダイエットすること」を気にしすぎている場合が多いのです。
そのため、テレビや雑誌などの「~を食べたら~キロ痩せた!」というような情報を知り、それをすぐに試してみて、その後、体重計が指し示す数字に一喜一憂してしまうのです。
ところがダイエットが目的化することで、そのように自分の体重ばかりを気にしすぎてしまうと、体重の増減を繰り返す痩せられないサイクルに入りこんでしまい、結局、「~ダイエット」は効果がないと思い、長続きせずにダイエットをあきらめてしまうのです。
ダイエットの成功は目的(ゴール)ではなく過程(プロセス)
「じゃあ、ダイエットを目的にしないでダイエットをするにはどうしたらいいんですか?」という質問が思い浮かぶかもしれません。
その答えとしては、ダイエットを目的や到達点(ゴール)ではなく、過程(プロセス)にしてしまうことが挙げられます。
このことを考える上で、そもそもなぜ自分はやせようと思ったのか、心のなかで振り返ってみてください。
やせようと思ったのには、何かの理由や動機があるはずです。例えば、気になる異性に気に入ってもらいたかったり、健康診断でメタボだといわれたりしたなど、理由は人それぞれだと思います。
しかし前者の理由であったら、やせることが目的なのではなく、目的は気になる異性に好かれたいという強い望み・希求(want to)が最初にあったはずです。
また後者の理由であったら、メタボのままでは健康に支障がでてくる可能性が高いため、少しでもやせて健康になりたいと感じたはずです。
そのため、ヤセたいと思った動機は、ただ単にやせることではなく、痩せることの向こうに、もっと他の何か大きな目標があったはずなのです。
やせるための必然性が本当にあれば自然にダイエット
したがって、その大きな目標が、自分にとっての内的な必然性である、と感じられれば感じられるほど、その願いを叶えたいと気持ちが強くなるため、毎日、その目標に向かって行動を起こすようになります。
そして、自分の眼の中に入ってくるものといえば、その目標実現のために必要なものばかりになります。分かりやすくいえば、世の中には様々なものが溢れていますが、目標が決まると、その目標を達成するために自分が必要とするものばかりに目がいってしまうということなのです。
しかし、目の前にぶらさがっている美味しそうな食べ物と、血糖値を下げて健康になることや、気になる異性に好感をもたれることをはかりにかけた時、砂糖がたっぷり使われているスイーツや油でこってりとしたラーメンのほうに手が伸びてしまったら、どうでしょうか?
もし目の前の食べ物のほうを選んだとしたら、それはダイエットすることの向こうにある大きな目的や目標よりも、今、スイーツを美味しく食べることのほうが重要性が勝るということを意味しますので、何かのために痩せなければならないという必然性は、実は自分自身のなかであまり強くないことになります。
そういう場合は、ダイエットのために目の前の美味しそうな食べ物を無理に我慢するよりも、時と場合に応じて、差し出された食べ物を美味しく食べることのほうを優先させたほうが幸せな人生を送れると私は感じます。
いまの体重で特に生活のなかで不都合が無いのならば、下手に周りに影響されて、自分が望まないダイエットを試みるよりも、今の自分自身を否定せず、自分で自分を受入れてあげたほうが良いのです。
自分の夢や願望を実現することを目的にする
ですが、もし本当に自分がヤセたいと思ったら、ダイエット自体を目的にするのではなく、自分が本当に求めている夢や願望を実現するために、日々、行動してみてください。
大切なのはダイエットすること自体ではなく、その向こうにある自分の望みを実現すること
体重計に乗る習慣をしばらく止め、自分の体重のことも忘れて、自分の理想的な体型をイメージしながら、日々、やせることの向こうにある、自分が「~したい」と強く感じた本当の目的を達成するためにエネルギーを費やしてみてください。
少なくとも数か月の間、そのように自分の生活習慣を変えてみれば、自然にやせている可能性はぐんと高くなります。
しかも、自分の生活習慣を思い切って変えることは、多くのエネルギーを費やすことになるため、最初は少し疲れるかもしれませんが、自分の現状の外に、今よりももっと大きな幸福が待ち構えていると思えば決してつらくはありません。むしろ、真の目標を目指していくプロセスは楽しかったり、気持ち良かったりしますし、これまで知らなかったことを知ることにもなります。
ちなみに、私自身が当ブログで紹介しているダイエット方法は、スーパーフードを食生活に採り入れること、「ゆるやかな糖質制限」「ゆる断食ダイエット」「腸内フローラを改善してヤセ菌を増やす」などです。これらの方法は、自然と無理なく気持ちよくやせるためにおすすめです。
詳しくは以下の記事をご参照ください。
「ダイエット」を意識しない習慣は気持ちよくやせるために大切
当ブログではスーパーフードやスムージーによるプチ断食ダイエット・糖質制限によって気持ちよくやせるための方法について、自然に20キロやせた経験(82kg⇒62kg)をもとに書いています。
今回は、ダイエットによって気持ちよくやせるには「ダイエット」を意識しないことが大切だということについて述べていきたいと思います。
ダイエットをからだとこころにとって気持ちよく成功させるには、「ダイエット」を目的にしないことが必要になってくると考えられます。
「ダイエット」をするのに「ダイエット」を目的にしないとは、どういうことでしょうか?
これは分かりやすくいえば、「ダイエット」とは、目的ではなく「過程(プロセス)」だということです。
ダイエットを痩せるための目的にしてしまうと、毎日、体重計に乗って「~キロ痩せた」、「~キロ太った」ということを、いちいち気にしてしまいます。
しかし、糖質制限ダイエットをはじめとした様々なダイエット方法を試してみても、やせることを目的にして、常に体重を気にしていると、結果ばかりに意識が向いてしまいます。
そして、なかなか結果が出ないことにストレスが溜まり、「~ダイエットを始めたけれど、効果がなかった」と思うことで、結局長続きがしないのです。
そのため、世の中には様々なダイエット方法がありますが、ダイエットがうまくいかなかったとしたら、その理由は、ダイエット方法に問題があるだけではなく、自分自身のダイエットに対する心の持ち方にも問題があるのです。
「ダイエット」を意識しない習慣とは?
では、ダイエットを成功させるにはどうすれば良いのでしょうか?
その答えは、先程も述べたように、「ダイエット」を目的にせず、「ダイエット」を意識しない習慣をもつことが重要になってきます。
やせるかやせないか、ということは、特定の食べ物を食べたり食べなかったりするだけでは決められません。体重が減るということは、複雑系ともいうべき「からだ」が決めるため、明日までに何キロ痩せようと思って、簡単にコントロールできるものではないのです。
そのため、劇的にやせたり、体型を変えたりするクスリやサプリメントのようなものは基本的に無いと考えておいた方が良いのですが、しかし「心」や「脳」といった存在が、やせるために「カラダ」に働きかけるのは、事実であるように思われます。
前回の記事では、ダイエットを成功させるための最大の秘訣は、「ダイエットしたい」と自分が心の底から強く思うことだということについて書きました。
そのように心や脳で強く思い、そのためにどうすれば良いのかを自分自身で考え、毎日の行動に結びつけて習慣化してしまえば、自分という存在は、理想の自分に向かって変わっていきます。
「~したい」「~なりたい」と願う気持ちや心や脳のちからが、自分を理想的な体型に近づける
ダイエットを成功させるには?
つまり、ダイエットを成功させるには、「have to(~しなければならない)」ではなく、「want to(~したい)」という気持ちが大切なのです。
一方、「ダイエット」が失敗してしまう最大の落とし穴は、自分はダイエットをすることを本当は強く望んでいないのに、周りから影響を受けることによって、何となく漠然と「ダイエット」をしなければならないと思うことなのです。
女性であれ男性であれ、「自分はどうしても痩せたい」という内的な理由や必然性がなく、健康面などを含め、日常生活のなかで特に不都合がないのならば、無理にダイエットを行なう必要はなく、今のありのままの自分を、自分で受け入れてあげたほうが幸せになれると私自身は感じます。
しかし、もしやせたいと心の底から思ってはいないけれど、何となくやせたいと思っている方は、ダイエットを目的にしないで、「より健康になって幸せに生きたい」や「今よりキレイになって異性にモテたい」といった、やせること以外のことで、本当に自分が求めていることを人生の目標にし、自分の理想的な体型を思い描きながら、目標の達成のために日々行動してみてください。
そのような習慣をもつことで、ダイエットをゴール(目的)ではなく、プロセス(過程)にしてしまえば、自然と自分の理想の体重に近づいていき、気持ちよくやせられます。
ただし、そのためには本当に心で強く願い、理想を実現するために日々行動していくことが必要になりますが、その際は、先程も述べたように「have to(~しなければならない)」ではなく、「want to(~したい)」という気持ちが大切です。
そしてその「want to(~したい)」という気持ちによって、自分がハッピーな気分になれるかどうかも、理想的な自分を実現させるための重要な要素です。
また、そのような日頃の習慣や心の持ち方によってダイエットを成功させるためには、ある程度の月日が必要になるため、こまめに体重計に乗って体重を計ることで一喜一憂するのは避け、体重のチェックは一ヵ月に一回程度に止めておきましょう。
実際のからだの変化は、自分が思っているよりも遅れてやってくるものなのです。
私自身が当ブログで紹介しているダイエット方法は、日頃からスーパーフードを食べることと、「ゆるやかな糖質制限」「ゆる断食ダイエット」「腸内フローラの改善」などです。これらの方法は、無理なく気持ちよくやせるためにおすすめです。
詳しくは以下の記事をご参照ください。
スーパーフードで気持ちよくプチ断食ダイエット&糖質制限
当ブログではスーパーフードやスムージーによるプチ断食ダイエットや糖質制限によって気持ちよくやせるための方法を、自然に20キロやせた経験(82kg⇒62kg)をもとに書いています。
今回は「スーパーフード」で気持ちよくプチ断食ダイエットや糖質制限を行う方法について述べていこうと思います。
チアシードやキヌア、ココナッツオイルやアサイー、スピルリナなど、様々な栄養素がバランスよく含まれた「スーパーフード」をうまく利用することは、プチ断食ダイエットや糖質制限ダイエットを行うのに効果的です。
また、スーパーフードをスムージーなどで日頃の食事に採り入れることは、デトックスやアンチエイジングにもつながっていきます。
そして、何よりもダイエットにつらさを感じることはなく、からだと心に無理なく気持ち良くやせることができます。
では、スーパーフードによって気持ちよく痩せるには、具体的にどうすれば良いのでしょうか?
まず、やせるために有効な方法だと私自身が考えるのは、以下の三つです。
ダイエットを気持ちよく成功させるための三つの方法
糖質制限はダイエット効果が非常に高いため、ご飯やパン、麺類、精製デンプン、砂糖や異性化糖(果糖ブドウ糖液糖)などの糖質を減らすことは、確実にダイエットにつながってくると考えられます。
なぜなら血糖値を急激に上げる糖質の摂り過ぎは、最も太る原因のひとつだと言えるからです。
また日頃から糖質制限を行うことは、糖尿病や認知症などの生活習慣病の予防にもなります。
しかし近年、糖質制限ダイエットやケトン体ダイエットが流行るようになりましたが、闇雲な糖質制限を極端に行うことによって、体調を不良を訴える方も多いといいます。
そこで当ブログでは北里研究所病院糖尿病センター長である山田悟氏が『糖質制限の真実』のなかで提唱している「ロカボ」と呼ばれるゆるやかな糖質制限をオススメしたいと思います。
山田悟氏は「糖質を1食20~40グラム、それとは別に1日10グラムまでのスイーツ、間食を食べて1日の糖質摂取量をトータル70~130グラムにしましょう、というのが「ロカボ」の定義です」と述べています。(参考 山田悟『糖質制限の真実』)
糖質制限はダイエットに効果的ですが、まずは、強いストレスを感じる程極端に行うのではなく、3食のうちの1食だけご飯やパンなどの糖質を摂らないようにするといったように、出来る範囲でゆるやかに行ってみることをお勧めします。
また、「糖質制限がダイエットにつながるといっても、甘い物がどうしてもやめられない」という方は、砂糖の代わりに、ココナッツシュガーやアガベシロップ、オリゴ糖といった低GIの甘味料を使ってみてください。
2、ゆる断食・プチ断食を時々行う
断食がダイエットや健康に良いことは、様々な研究によって明らかになってきています。
身の回りに食べ物が溢れているからという理由で、漫然と食べ物を口にするよりも、一定の間、食べない時間を作ったほうが、自然とやせることにつながりますし、デトックス(毒出し)や、自然な若返りを目指すアンチエイジングにもつながります。
しかし当ブログでおすすめする断食は何日間も行う断食ではなく、プチ断食や、週にたったの2日だけ、それも連続させないで、実行しやすい日に断食を行うという、マイケル・モズリー氏が提唱する「週2日ゆる断食ダイエット」などです。
断食というとどこかつらい印象があるかもしれませんが、時々プチ断食・ゆる断食を行うことは、つらい・苦しいというより、むしろ、からだにとって気持ちいいのです。
もし1日に3食食べていたら、週に2日程度、一食減らす日を作ってみたり、1日の食事のうちのどれかひとつを、スーパーフードや砂糖や添加物が入っていないスムージーや酵素ドリンクだけにしたりしてみてください。
また、断食している間、空腹感に耐えられなくなったら、食べ物を口にする前に、他の楽しいことに集中したり、「この空腹感が私を健康にする」と唱えたりしてみると良いです。もしそれでも空腹感をどうしても我慢できなかったら、無理をせず、ミネラルウォーターを飲んだり、スーパーフードを食べたりすることで、気を紛らわせてください。
3、腸内フローラを改善してヤセ菌を増やす
私たちの腸内には少なくとも100種類・100兆個以上の腸内細菌が生息しているとされていますが、その多様な腸内細菌の集まりである腸内フローラのバランスを整えることはダイエットに効果的です。
特に、野菜や海藻類などに含まれる「食物繊維」によって腸内細菌のバランスを整えることは、ダイエットに効果的です。
食物繊維を普段から多く摂るようにすると、腸内フローラを構成する腸内細菌のうち、ヤセ菌と呼ばれる「バクテロイデス門」の腸内細菌を優勢にし、太りにくい体質を作るとされています。
反対に、低食物繊維・高カロリーの食事を続けると、デブ菌と呼ばれる「フィルミクテス(ファーミキューテス)門」が優勢になるとされています。
ちなみにフィルミクテス門がデブ菌と呼ばれている理由は、フィルミクテス門の中には、食物を消化器官内で分解した後、そのまま排泄されてしまうはずの成分を吸収し、それを栄養として取り込んでしまう細菌があるからだといわれています。
つまり、フィルミクテス門が優勢だと、食事からエネルギーを吸収する量が多く、太りやすい体質になってしまうのです。
すなわち、痩せやすい体質になるためには、腸内環境に着目し、腸内細菌のバランスを整えることも必要なのです。
また腸内細菌のバランスを整えることは、便秘の解消にもつながりますし、美肌の実現にも効果を発揮します。
この三つの方法は、ダイエットのために効果的ですし、健康を維持したり、より健康になるためにも効果を発揮します。
海外セレブや有名モデルも愛用!我慢しないダイエットの【チラリッカ】
ダイエットに潜む問題点
しかし、「糖質制限ダイエット」や「プチ断食ダイエット」、「腸内フローラ改善ダイエット」は、どれもダイエットのために効果的であることは確かなのですが、どのようなダイエット方法であれ、ダイエットがうまくいかなくなる落とし穴が必ず一つか二つはあります。
なぜ、様々なダイエット方法に必ず落とし穴があるのかといえば、その理由は、世の中に「~するだけで必ずやせられる」といった完璧なダイエット方法など、存在しないからです(もしあったとしたら、ダイエット食品業界は成り立たなくなります)。
そのことを知っておかないと、様々なダイエット方法を試すことと、失敗することを繰り返すことになります。
「~を食べれば痩せる」のウソ
また、世の中に蔓延しているダイエット情報に対して、私自身が違和感をもつのは、例えば「~を食べればやせる」や「~を食べてはならない」といった食事に関して極端な制限を設けることです。
もちろん飲んでるだけで勝手にやせるサプリメントやクスリなども、基本的に無いと考えておいた方が良いと思います。
さらに、「糖質制限ダイエット」や「原始人パレオダイエット」などでもよく言われている「~を我慢する代わりに~はいくら食べてもOK」というのも、本当の意味で気持ちよくやせるためには、正しい考え方ではありません。
ダイエットは本当に「したい」と思うことが大切
それに加えて、「ダイエット」が失敗してしまう最大の落とし穴は、自分はダイエットをすることを、本当は強く望んでいないのに、周りに影響を受けることなどによって、何となく漠然と「ダイエット」をしなければならないと思うことです。
そしてその時点で自分にとってのストレスになっているため、頭では食べたくない、食べるべきではないと思っても、からだや潜在意識は食べることを求めてしまうのです。
しかし女性であれ男性であれ、「自分はどうしても痩せたい」という内的な理由がなく、健康面などを含め、日常生活のなかで特に不都合がないのならば、無理にダイエットを行なって、自分が苦行のようなつらい思いをする必要は無いと私自身は感じます。
そのため、もしダイエットをしようと思ったら、その前に本当に自分はダイエットをしたいのか、と心に問いかけてみる必要があります。
一方、ダイエットを成功させるための最大の秘訣は、「ダイエットしたい」と自分が心の底から強く思うことです。
つまり、本当のダイエットを実現するには、「have to(~しなければならない)」ではなく、「want to(~したい)」という気持ちが大切なのです。
<ダイエット>を意識しないことが成功の鍵
そしてこのことは実は、気づいたら自然に気持ちよくやせている<ダイエット>を意識しない「ダイエット」につながっていきます。
もしやせたいと心の底から思ってはいないけれど、何となくやせたいと思っている方は、ダイエットを目的にしないで、「より健康になって幸せに生きたい」や「今よりキレイになって異性にモテたい」といった、やせること以外のことで、本当に自分が求めていることを人生の目標にし、自分の理想的な体型を思い描きながら、目標の達成のために行動していきましょう。
そのようなダイエットを目的にしない習慣をもつことができれば、気づいたら勝手にやせているか、自然と自分の理想の体重に近づいていきます。
プチ断食・糖質制限・ヤセ菌ダイエットに最適なスーパーフード
ところで、先程も述べましたが、「プチ断食ダイエット」「糖質制限ダイエット」「腸内フローラの改善ダイエット」は、ひとつひとつには、短所がある程度見受けられるにせよ、気持ちよく痩せるために効果を発揮するのは確かであるように思われます。
そこで、この三つの「いいとこ取り」をし、さらにこの三つを組み合わせたダイエットを成功させるために、「スーパーフード」を積極的に利用していこう、というのが、この記事の主旨になります。
スーパーフードには、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、脂肪酸、食物繊維、ポリフェノールなど、からだにとって必要不可欠な栄養素や、健康や若さを維持するために重要な働きをする栄養成分が、バランスよく含まれているという特徴があります。
ダイエットによって気持ちよくやせながら、しかも健康になるためには、からだにとって必要な栄養素を効率よく摂っていく必要があります。
実はスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで販売されている加工食品や精製食品、ファストフードなどには、アミノ酸やビタミン、ミネラル、食物繊維など、健康と美容を維持するための栄養素が十分に含まれてはいません。
さらに、砂糖やサラダ油など、代謝を妨げて太る原因になるものが多く使われています。
スーパーフードをダイエットのために積極的に利用してみる。
スーパーフードをダイエットのために効果的に利用する方法
そのため、このスーパーフードをダイエットのために効果的に利用する方法としては、以下の三つが考えられます。
- 普段の食事に加えることで、不足しがちな栄養を補う
- 太る原因になる食べ物を減らす代わりに、スーパーフードを摂る
- プチ断食中、おなかが減って我慢できなくなった時に、間食する
スーパーフードをダイエットのために利用する際は、最初は1の「普段の食事に加えることで、不足しがちな栄養を補う」だけ選んでも構いませんが、その後は2の「太る原因になる食べ物を減らす代わりに、スーパーフードを摂る」や3の「プチ断食中、おなかが減って我慢できなくなった時に、間食する」にもチャレンジしてみてください
スーパーフードには、チアシードやキヌア、ココナッツオイル、アサイーやノニ、サジー、モリンガ、スピルリナ、ユーグレナ、ゴジベリー、ビーポーレン、生はちみつ、亜麻仁、ルイボスなど、様々な食材がありますが、それぞれ特色がありますので、自分でいろいろ試してみて、特に気に入ったものを毎日の食生活に採り入れてみてください。
特にダイエットにオススメのスーパーフード
ちなみにダイエットに効果的なスーパーフードのオススメは以下の通りです。
また、スーパーフードはそのまま食べるだけではなく、粉末状でも売られていますので、スムージーやヨーグルトなどに混ぜると、より手軽にスーパーフードの栄養素を摂ることができます。
ダイエットのためのスーパーフード・スムージーのおすすめは?
ちなみに手軽にスムージーでスーパーフードを食生活に採り入れたという方は、以下の3つがオススメです。
スーパーフードの栄養素を十分に摂りたい方はこちらがおすすめです。
10種のスーパーフードを凝縮した【からだあいかんのスーパーフードスムージー】
「からだあいかんのスーパーフードスムージー」は、チアシード、モリンガ、ノニ、マカ、ザクロ、カムカム、クコ、アサイー、アセロラ、マキベリーの10種類のスーパーフードを配合しているため、これ一つでからだに必要な栄養素がたっぷり摂れます。
腸内細菌のバランスも良くしてダイエットしたい方はこちら。
モリンガやハワイアンスピルリナ、大麦若葉などのスーパーフードだけではなく、ビフィズス菌、オリゴ糖、食物繊維、酵素など腸内フローラを改善するために必要不可欠な栄養成分、さらにダイエットサポート成分である「アフリカマンゴノキエキス」も配合されています。
「elfing-エルフィング-」は、「痩せ菌のチカラで溜め込まずにスリムに」がモチーフのサプリメントです。
「ビフィズス菌536株」と「フラクトオリゴ糖」、この2種類の菌が体内の痩せ菌を増やし、働きを高めてくれます。このように、痩せ菌と痩せ菌を育てる成分を組み合わせることを「シンバイオティクス」と呼び、現在注目されています。
さらに「短鎖脂肪酸」を作り出す「グア豆ファイバー」と、モリンガ、リンゴンベリー、マカ、クコ、チアシード、ヘンプシード、アロニア、キヌア、アマランサスといったスーパーフードがダイエットをサポートしてくれます。
以上が、手軽にスーパーフードの栄養素を摂れるおすすめのスムージーです。ぜひお気に入りを見つけて、ダイエットのために活用してみてください♪
主要参考文献
デイヴィッド・ウォルフ『スーパーフード』高城剛 監訳 医道の日本社
マイケル・モズリー、ミミ・スペンサー『週2日ゆる断食ダイエット』 荻野哲矢 訳 幻冬舎
ジョン・ガブリエル『やせたがる体のつくり方』 KKベストセラーズ
田中裕規『3日で人生が変わる究極の断食力』 経済界
﨑谷博征『「原始人食」が病気を治す』 マキノ出版
ジョンJ.レイティ、リチャード・マニング『GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス』 野中 香方子 訳 NHK出版
夏井睦『炭水化物が人類を滅ぼす』光文社
光岡知足 『腸を鍛える―腸内細菌と腸内フローラ』 祥伝社
藤田紘一郎『人の命は腸が9割 大切な腸を病気から守る30の方法』 ワニブックス
藤田紘一郎『脳はバカ、腸はかしこい』 三五館
内藤裕二『消化管は泣いています 腸内フローラが体を変える、脳を活かす』 ダイヤモンド社
福田真嗣『おなかの調子がよくなる本 自分でできる腸内フローラ改善法』 KKベストセラーズ
辨野義己 『腸を整えれば病気にならない 腸内フローラで健康寿命が延びる』 廣済堂出版
デイヴィッド・パールマター/クリスティン・ロバーグ『「腸の力」であなたは変わる』 三笠書房