スーパーフード・スムージー習慣でプチ断食ダイエット&糖質制限

スーパーフード・スムージー効果でプチ断食ダイエット&糖質制限、デトックス、アンチエイジングを気持ちよく行う方法について書いています。

スーパーフードで気持ちよくプチ断食ダイエット&糖質制限

当ブログではスーパーフードやスムージーによるプチ断食ダイエットや糖質制限によって気持ちよくやせるための方法を、自然に20キロやせた経験(82kg⇒62kg)をもとに書いています。

 

今回は「スーパーフード」で気持ちよくプチ断食ダイエットや糖質制限を行う方法について述べていこうと思います。

 

アシードやキヌア、ココナッツオイルやアサイースピルリナなど、様々な栄養素がバランスよく含まれた「スーパーフード」をうまく利用することは、プチ断食ダイエットや糖質制限ダイエットを行うのに効果的です。

また、スーパーフードをスムージーなどで日頃の食事に採り入れることは、デトックスアンチエイジングにもつながっていきます。

そして、何よりもダイエットにつらさを感じることはなく、からだと心に無理なく気持ち良くやせることができます。

 

では、スーパーフードによって気持ちよく痩せるには、具体的にどうすれば良いのでしょうか?

まず、やせるために有効な方法だと私自身が考えるのは、以下の三つです。

 

  • ゆるやかな糖質制限ロカボ)を行う
  • ゆる断食・プチ断食を時々行う
  • 腸内フローラを改善してヤセ菌を増やす

 

スーパーフードによって気持ちよく痩せる

ダイエットを気持ちよく成功させるための三つの方法

1、ゆるやかな糖質制限ロカボ)を行う

糖質制限はダイエット効果が非常に高いため、ご飯やパン、麺類、精製デンプン、砂糖や異性化糖(果糖ブドウ糖液糖)などの糖質を減らすことは、確実にダイエットにつながってくると考えられます。

なぜなら血糖値を急激に上げる糖質の摂り過ぎは、最も太る原因のひとつだと言えるからです。

また日頃から糖質制限を行うことは、糖尿病や認知症などの生活習慣病の予防にもなります。

しかし近年、糖質制限ダイエットやケトン体ダイエットが流行るようになりましたが、闇雲な糖質制限を極端に行うことによって、体調を不良を訴える方も多いといいます。

 

そこで当ブログでは北里研究所病院糖尿病センター長である山田悟氏が『糖質制限の真実』のなかで提唱している「ロカボ」と呼ばれるゆるやかな糖質制限をオススメしたいと思います。

山田悟氏は「糖質を1食20~40グラム、それとは別に1日10グラムまでのスイーツ、間食を食べて1日の糖質摂取量をトータル70~130グラムにしましょう、というのが「ロカボ」の定義です」と述べています。(参考 山田悟『糖質制限の真実』

糖質制限はダイエットに効果的ですが、まずは、強いストレスを感じる程極端に行うのではなく、3食のうちの1食だけご飯やパンなどの糖質を摂らないようにするといったように、出来る範囲でゆるやかに行ってみることをお勧めします。

また、「糖質制限がダイエットにつながるといっても、甘い物がどうしてもやめられない」という方は、砂糖の代わりに、ココナッツシュガーやアガベシロップ、オリゴ糖といった低GIの甘味料を使ってみてください。

superfood-diet.hatenablog.jp

2、ゆる断食・プチ断食を時々行う

断食がダイエットや健康に良いことは、様々な研究によって明らかになってきています。

身の回りに食べ物が溢れているからという理由で、漫然と食べ物を口にするよりも、一定の間、食べない時間を作ったほうが、自然とやせることにつながりますし、デトックス(毒出し)や、自然な若返りを目指すアンチエイジングにもつながります。

しかし当ブログでおすすめする断食は何日間も行う断食ではなく、プチ断食や、週にたったの2日だけ、それも連続させないで、実行しやすい日に断食を行うという、マイケル・モズリー氏が提唱する「週2日ゆる断食ダイエット」などです。

断食というとどこかつらい印象があるかもしれませんが、時々プチ断食・ゆる断食を行うことは、つらい・苦しいというより、むしろ、からだにとって気持ちいいのです。

もし1日に3食食べていたら、週に2日程度、一食減らす日を作ってみたり、1日の食事のうちのどれかひとつを、スーパーフードや砂糖や添加物が入っていないスムージーや酵素ドリンクだけにしたりしてみてください。

また、断食している間、空腹感に耐えられなくなったら、食べ物を口にする前に、他の楽しいことに集中したり、「この空腹感が私を健康にする」と唱えたりしてみると良いです。もしそれでも空腹感をどうしても我慢できなかったら、無理をせず、ミネラルウォーターを飲んだり、スーパーフードを食べたりすることで、気を紛らわせてください。

 

3、腸内フローラを改善してヤセ菌を増やす

私たちの腸内には少なくとも100種類・100兆個以上の腸内細菌が生息しているとされていますが、その多様な腸内細菌の集まりである腸内フローラのバランスを整えることはダイエットに効果的です。

特に、野菜や海藻類などに含まれる「食物繊維」によって腸内細菌のバランスを整えることは、ダイエットに効果的です。

食物繊維を普段から多く摂るようにすると、腸内フローラを構成する腸内細菌のうち、ヤセ菌と呼ばれる「バクテロイデス門」の腸内細菌を優勢にし、太りにくい体質を作るとされています。

反対に、低食物繊維・高カロリーの食事を続けると、デブ菌と呼ばれる「フィルミクテス(ファーミキューテス)門」が優勢になるとされています。

ちなみにフィルミクテス門がデブ菌と呼ばれている理由は、フィルミクテス門の中には、食物を消化器官内で分解した後、そのまま排泄されてしまうはずの成分を吸収し、それを栄養として取り込んでしまう細菌があるからだといわれています。

つまり、フィルミクテス門が優勢だと、食事からエネルギーを吸収する量が多く、太りやすい体質になってしまうのです。

すなわち、痩せやすい体質になるためには、腸内環境に着目し、腸内細菌のバランスを整えることも必要なのです。

また腸内細菌のバランスを整えることは、便秘の解消にもつながりますし、美肌の実現にも効果を発揮します。

 

この三つの方法は、ダイエットのために効果的ですし、健康を維持したり、より健康になるためにも効果を発揮します。

 

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ダイエットに潜む問題点

しかし、「糖質制限ダイエット」や「プチ断食ダイエット」、「腸内フローラ改善ダイエット」は、どれもダイエットのために効果的であることは確かなのですが、どのようなダイエット方法であれ、ダイエットがうまくいかなくなる落とし穴が必ず一つか二つはあります。

なぜ、様々なダイエット方法に必ず落とし穴があるのかといえば、その理由は、世の中に「~するだけで必ずやせられる」といった完璧なダイエット方法など、存在しないからです(もしあったとしたら、ダイエット食品業界は成り立たなくなります)。

そのことを知っておかないと、様々なダイエット方法を試すことと、失敗することを繰り返すことになります。

「~を食べれば痩せる」のウソ

また、世の中に蔓延しているダイエット情報に対して、私自身が違和感をもつのは、例えば「~を食べればやせる」や「~を食べてはならない」といった食事に関して極端な制限を設けることです。

もちろん飲んでるだけで勝手にやせるサプリメントやクスリなども、基本的に無いと考えておいた方が良いと思います。

さらに、「糖質制限ダイエット」や「原始人パレオダイエット」などでもよく言われている「~を我慢する代わりに~はいくら食べてもOK」というのも、本当の意味で気持ちよくやせるためには、正しい考え方ではありません。

ダイエットは本当に「したい」と思うことが大切

それに加えて、「ダイエット」が失敗してしまう最大の落とし穴は、自分はダイエットをすることを、本当は強く望んでいないのに、周りに影響を受けることなどによって、何となく漠然と「ダイエット」をしなければならないと思うことです。

そしてその時点で自分にとってのストレスになっているため、頭では食べたくない、食べるべきではないと思っても、からだや潜在意識は食べることを求めてしまうのです。

しかし女性であれ男性であれ、「自分はどうしても痩せたい」という内的な理由がなく、健康面などを含め、日常生活のなかで特に不都合がないのならば、無理にダイエットを行なって、自分が苦行のようなつらい思いをする必要は無いと私自身は感じます。

そのため、もしダイエットをしようと思ったら、その前に本当に自分はダイエットをしたいのか、と心に問いかけてみる必要があります。

一方、ダイエットを成功させるための最大の秘訣は、「ダイエットしたい」と自分が心の底から強く思うことです。

つまり、本当のダイエットを実現するには、「have to(~しなければならない)」ではなく、「want to(~したい)」という気持ちが大切なのです。

<ダイエット>を意識しないことが成功の鍵

そしてこのことは実は、気づいたら自然に気持ちよくやせている<ダイエット>を意識しない「ダイエット」につながっていきます。

もしやせたいと心の底から思ってはいないけれど、何となくやせたいと思っている方は、ダイエットを目的にしないで、「より健康になって幸せに生きたい」や「今よりキレイになって異性にモテたい」といった、やせること以外のことで、本当に自分が求めていることを人生の目標にし、自分の理想的な体型を思い描きながら、目標の達成のために行動していきましょう。

そのようなダイエットを目的にしない習慣をもつことができれば、気づいたら勝手にやせているか、自然と自分の理想の体重に近づいていきます。

プチ断食・糖質制限・ヤセ菌ダイエットに最適なスーパーフード

ところで、先程も述べましたが、「プチ断食ダイエット」「糖質制限ダイエット」「腸内フローラの改善ダイエット」は、ひとつひとつには、短所がある程度見受けられるにせよ、気持ちよく痩せるために効果を発揮するのは確かであるように思われます。

そこで、この三つの「いいとこ取り」をし、さらにこの三つを組み合わせたダイエットを成功させるために、「スーパーフード」を積極的に利用していこう、というのが、この記事の主旨になります。

スーパーフードには、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、脂肪酸、食物繊維、ポリフェノールなど、からだにとって必要不可欠な栄養素や、健康や若さを維持するために重要な働きをする栄養成分が、バランスよく含まれているという特徴があります。

ダイエットによって気持ちよくやせながら、しかも健康になるためには、からだにとって必要な栄養素を効率よく摂っていく必要があります。

実はスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで販売されている加工食品や精製食品、ファストフードなどには、アミノ酸やビタミン、ミネラル、食物繊維など、健康と美容を維持するための栄養素が十分に含まれてはいません。

さらに、砂糖やサラダ油など、代謝を妨げて太る原因になるものが多く使われています。

 

スーパーフードをダイエットに利用

スーパーフードをダイエットのために積極的に利用してみる。

スーパーフードをダイエットのために効果的に利用する方法

そのため、このスーパーフードをダイエットのために効果的に利用する方法としては、以下の三つが考えられます。

 

  1. 普段の食事に加えることで、不足しがちな栄養を補う
  2. 太る原因になる食べ物を減らす代わりに、スーパーフードを摂る
  3. プチ断食中、おなかが減って我慢できなくなった時に、間食する

 

スーパーフードをダイエットのために利用する際は、最初は1の「普段の食事に加えることで、不足しがちな栄養を補う」だけ選んでも構いませんが、その後は2の「太る原因になる食べ物を減らす代わりに、スーパーフードを摂る」や3の「プチ断食中、おなかが減って我慢できなくなった時に、間食する」にもチャレンジしてみてください

 

スーパーフードには、チアシードやキヌア、ココナッツオイル、アサイーやノニ、サジー、モリンガ、スピルリナユーグレナ、ゴジベリー、ビーポーレン、生はちみつ、亜麻仁、ルイボスなど、様々な食材がありますが、それぞれ特色がありますので、自分でいろいろ試してみて、特に気に入ったものを毎日の食生活に採り入れてみてください。

特にダイエットにオススメのスーパーフード

ちなみにダイエットに効果的なスーパーフードのオススメは以下の通りです。

 

 

また、スーパーフードはそのまま食べるだけではなく、粉末状でも売られていますので、スムージーやヨーグルトなどに混ぜると、より手軽にスーパーフードの栄養素を摂ることができます。

ダイエットのためのスーパーフード・スムージーのおすすめは?

ちなみに手軽にスムージーでスーパーフードを食生活に採り入れたという方は、以下の3つがオススメです。

 

スーパーフードの栄養素を十分に摂りたい方はこちらがおすすめです。

10種のスーパーフードを凝縮した【からだあいかんのスーパーフードスムージー】

 

 「からだあいかんのスーパーフードスムージー」は、チアシード、モリンガ、ノニ、マカ、ザクロ、カムカム、クコ、アサイーアセロラ、マキベリーの10種類のスーパーフードを配合しているため、これ一つでからだに必要な栄養素がたっぷり摂れます。

 

腸内細菌のバランスも良くしてダイエットしたい方はこちら。

 【グリーンクレンズカクテル】

モリンガやハワイアンスピルリナ大麦若葉などのスーパーフードだけではなく、ビフィズス菌オリゴ糖、食物繊維、酵素など腸内フローラを改善するために必要不可欠な栄養成分、さらにダイエットサポート成分である「アフリカマンゴノキエキス」も配合されています。

 

 食べられる乳酸菌サプリ「elfing-エルフィング-」

 

 

「elfing-エルフィング-」は、「痩せ菌のチカラで溜め込まずにスリムに」がモチーフのサプリメントです。

ビフィズス菌536株」と「フラクトオリゴ糖」、この2種類の菌が体内の痩せ菌を増やし、働きを高めてくれます。このように、痩せ菌と痩せ菌を育てる成分を組み合わせることを「シンバイオティクス」と呼び、現在注目されています。

さらに「短鎖脂肪酸」を作り出す「グア豆ファイバー」と、モリンガ、リンゴンベリー、マカ、クコ、チアシードヘンプシード、アロニア、キヌア、アマランサスといったスーパーフードがダイエットをサポートしてくれます。

 

 

以上が、手軽にスーパーフードの栄養素を摂れるおすすめのスムージーです。ぜひお気に入りを見つけて、ダイエットのために活用してみてください♪

 

 

主要参考文献

デイヴィッド・ウォルフ『スーパーフード』高城剛 監訳 医道の日本社

マイケル・モズリー、ミミ・スペンサー『週2日ゆる断食ダイエット』 荻野哲矢 訳 幻冬舎

ジョン・ガブリエル『やせたがる体のつくり方』 KKベストセラーズ

田中裕規『3日で人生が変わる究極の断食力』 経済界

﨑谷博征『「原始人食」が病気を治す』 マキノ出版

ジョンJ.レイティ、リチャード・マニング『GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス』 野中 香方子 訳 NHK出版

 

夏井睦『炭水化物が人類を滅ぼす』光文社

山田悟『糖質制限の真実』 幻冬舎

江部康二『人類最強の「糖質制限」論』SBクリエイティブ

 

光岡知足 『腸を鍛える―腸内細菌と腸内フローラ』 祥伝社

藤田紘一郎『人の命は腸が9割 大切な腸を病気から守る30の方法』 ワニブックス

藤田紘一郎『脳はバカ、腸はかしこい』 三五館

内藤裕二『消化管は泣いています 腸内フローラが体を変える、脳を活かす』 ダイヤモンド社

福田真嗣『おなかの調子がよくなる本 自分でできる腸内フローラ改善法』 KKベストセラーズ

辨野義己 『腸を整えれば病気にならない 腸内フローラで健康寿命が延びる』 廣済堂出版

デイヴィッド・パールマター/クリスティン・ロバーグ『「腸の力」であなたは変わる』 三笠書房

ジャスティン・ソネンバーグ,エリカ・ソネンバーグ『腸科学 健康な人生を支える細菌の育て方』 鍛原多惠子訳 早川書房