スピルリナがダイエットとデトックス、アンチエイジングにオススメなわけ
当ブログではスーパーフードやスムージーによるプチ断食ダイエット・糖質制限によって気持ちよくやせるための方法について、自然に20キロやせた経験(82kg⇒62kg)をもとに書いています。
今回はスピルリナがダイエットとデトックス、アンチエイジングにオススメなスーパーフードである理由について書いていきたいと思います。
「スピルリナ」は、微細な毛様のらせん状をしており、アフリカのチャド湖の側に住むカネム族という原住民は、湖面に生息するスピルリナを重要なタンパク源として食してきたといいます。
そのスピルリナには、生命にとって必要な、クロロフィル、タンパク質(アミノ酸)、ビタミン類、ミネラル類、必須脂肪酸、核酸、多糖類、抗酸化物質など、非常に多くの栄養素が含まれています。
そのため、プチ断食ダイエットや糖質制限ダイエットを行なっている間、食事を一回抜く代わりにスピルリナを摂るだけで、手軽に栄養補給ができます。
また、スピルリナは、腸内の善玉菌を増やす働きがあるとされていますので、腸内細菌のバランスを整えることによる腸内フローラダイエットにも有効だと思われます。しかも、クロロフィルや多糖類、食物繊維なども含まれているためか、便秘の解消にも効果を発揮すると評判です。
そのためスピルリナには、便通を促すことによるデトックス効果も期待出来ます。
スピルリナのアンチエイジング効果
スピルリナは特に抗酸化物質が豊富であるため、アンチエイジング効果が期待できます。
太古から存在していたスピルリナに含まれる抗酸化物質は、紫外線からDNAを守る目的で発生したとされているため、スピルリナを摂取すると、細胞レベルで紫外線から守られるようになるといいます。
また活性酸素(フリーラジカル)が激しい運動や過度のストレスによって増えすぎてしまうと、病気や老化が加速してしまいます。
しかしビタミンCやカロテノイド、ポリフェノールなどには、活性酸素による細胞のサビつきを防ぐ働きがあるため、抗酸化物質が多く含まれている食材を摂るようにすることは、老化を防ぐアンチエイジングや生活習慣病の予防につながります。
特にスピルリナには、ベータカロテン、クロロフィル、ゼアキサンチン、スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)、スピルリナ特有の青色に起因するフィコシアニンなど、多種多様な抗酸化物質が含まれているとされています。
このうちのフィコシアニンは、放射能から私たちを守ったり、放射能を体外に排出させたりする効果もあるといいます。
スピルリナならアミノ酸を効率よく摂取できる
また、スピルリナは、タンパク源として非常に優れているといえます。スピルリナのタンパク質成分含有比は65~70%であるとされており、また、動物性のタンパク質より素早く吸収されるといわれています。
実はタンパク質は吸収率の問題があるため、肉や魚を食べても、すべてのタンパク質がアミノ酸として体内に吸収されるわけではありません。
さらに、動物由来のタンパク質は、その動物自体がどんな生育環境にあったのか、加工過程でどのような処理がなされたのか、ということが問題になるため、動物性食品からタンパク質を摂取しようとする場合、化学薬品やホルモン剤、抗生物質の課題が付随してきてしまいます。
そのため動物性食品だけからタンパク質を摂ろうとすると、健康に対して、(生産者をきちんと自分で選ばない限り)ある程度のリスクを背負うことになるのです。
したがって、タンパク質に関しては、アミノ酸として効率よく安全に吸収されることが、健康維持のために大切になってくるのですが、そういう意味では、スピルリナは、前回の記事で紹介したゴジベリー(クコの実)と同様、アミノ酸の摂取に効果的なスーパーフードだといえるのです。
スピルリナはアレルギーにも効く
さらにスピルリナにはγ(ガンマ)‐リノレン酸(GLA)が含まれていることも注目に値します。
γリノレン酸は母乳や月見草、クロサスグリなどのごく限られた植物からしか摂取出来ない脂肪酸で、炎症性のプロスタグランジンやアラキドン酸代謝の生成を抑える働きをするとされています。
「アラキドン酸」は脳の発達に必要な脂肪酸だとされていますが、その一方でロイコトリエンやプロスタグランジン、トロンボキサンなどのホルモン様物質を生成すると言われています。そして、これらのホルモン様物質は体内で炎症を引き起こすため、かゆみやアレルギー症状の原因になると言われています。
ちなみに『スーパーフード』の著者であるデイビッド・ウォルフ氏はこのことに関して、「スピルリナはアレルギーを抑える作用が確認されていますが、GLAがそれに寄与している可能性があります」と述べており、「関節炎の炎症症状に対応する際に役立つ素晴らしいスーパーフード」だともしています。
そのため、アレルギーやアトピー性皮膚炎など、体内の慢性的な炎症に悩んでいる方は、スピルリナを一度試してみるのも良いかもしれません。
スピルリナは栄養豊富なスーパーフード
スピルリナの選び方
もしスピルリナを食生活に採り入れる場合は、スピルリナの粉末(パウダー)や錠剤がサプリメントとして多く販売されていますので、粉末状や錠剤のものから摂ることが手軽です。
しかし100%スピルリナのものもあれば、クロレラや他の食材を混ぜたものもありますので、成分をよく確認してから購入されることをおすすめします。
またどのような場所でどのような方法によって生育したのか、スピルリナの生育環境や生産方法にもこだわることも、スピルリナを選ぶ際は大切です。
個人的には、国内でジャパンアルジェが販売している錠剤タイプの「海洋深層水スピルリナブレンドⅡ」がオススメですが、粉末状のものを購入し、スムージーなどに混ぜても良いと思います。
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