ヘンプシードがゆる断食ダイエットと糖質制限にオススメなスーパーフードなわけ - スーパーフード・スムージー習慣でプチ断食ダイエット＆糖質制限

当ブログではスーパーフードやスムージーによるプチ断食ダイエット・糖質制限によって気持ちよくやせるための方法について、自然に２０キロやせた経験（８２kg⇒６２kg）をもとに書いています。

今回はヘンプシードがゆる断食ダイエットと糖質制限にオススメなスーパーフードである理由についてです。

ヘンプシードの「ヘンプ」とは「麻」のことであり、中央アジア原産とされる強健な植物で、アサ属に分類されます。ヘンプの栽培は歴史的に古く、中国やインド、シュメール、メソポタミアなど、世界の各地の文明圏で農耕に利用されてきました。

また、ヘンプは生命力が強く、農薬や肥料を使わなくてもぐんぐんと成長し、やがて種（シード）をつけます。そのヘンプシードは完全タンパク質の供給源であり、微量ミネラルや必須脂肪酸も豊富に含まれているスーパーフードです。

さらに、ヘンプシードはミネラル類も豊富です。ヘンプは土壌からミネラルをよく吸収するため、ヘンプシードは主要ミネラルと微量ミネラルの優れた供給源となっています。

特にヘンプシードは、ビーポーレンやゴジベリーなどと同様、非常に優れたタンパク質源であるため、アミノ酸を効率よく体内に吸収することによる、免疫力の向上などの健康効果も期待できます。

ヘンプシードはオメガ３脂肪酸が豊富

それに加えて、ヘンプシードには、必須脂肪酸がバランスよく含まれています。

健康を維持するために必要不可欠な必須脂肪酸は体内で基本的に作られないため、食事によって摂取していかなければなりません。その種類にはオメガ３（ＤＨＡ・ＥＰＡ・α‐リノレン酸）とオメガ６（リノール酸、γリノレン酸）が存在しますが、ヘンプシードにはオメガ３とオメガ６の割合が、１：３や１：４と、理想的なバランスで含まれています。

オメガ６のリノール酸は、サラダ油に多く含まれていますが、現代社会においては、サラダ油が使われている加工食品やファストフードなどが増加したことにより、オメガ３とオメガ６の割合は１：１０ほどにもなっているとされています。

オメガ６のリノール酸自体が悪者ではないのですが、オメガ３脂肪酸とのバランスが崩れてしまうと、アレルギー症状などが起きやすくなるとされています。

そのため、ヘンプシードはオメガ３とオメガ６のバランスを整えるのに最適な食材なのです。

ちなみにオメガ３脂肪酸は亜麻仁油やえごま油などに多く含まれていることは、近年、ブームが起こったことによってよく知られていますが、オメガ６脂肪酸を減らし、代わりにオメガ３脂肪酸を増やすことはダイエットにも効果的だとされています。

その理由としては、オメガ３脂肪酸は血流を良くして代謝を上げることなどが挙げられます。

さらに、ヘンプシードには珍しい「γ（ガンマ）‐リノレン酸」が含まれています。このγリノレン酸は、抗炎症作用をもつといわれており、アレルギーの抑制やアトピー性皮膚炎を緩和したり、関節リウマチ、PMS症状、更年期障害を軽減したりする効果が期待されています。

ヘンプシードに含まれるオメガ３脂肪酸はダイエットにも効果的。