カカオニブがプチ断食ダイエットとアンチエイジングにおすすめなスーパーフードなわけ
当ブログではスーパーフードやスムージーによるプチ断食ダイエット・糖質制限によって気持ちよくやせるための方法について、自然に20キロやせた経験(82kg⇒62kg)をもとに書いています。
今回はカカオニブがプチ断食ダイエットとアンチエイジングにおすすめなスーパーフードである理由について述べていきたいと思います。
ココアやチョコレートの原料であるカカオには、ミネラル類やポリフェノール、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれており、カカオは「神様の食べ物」ともいわれていますが、カカオニブとは、カカオ豆の外皮を取り除いて粗く砕いたもののことをいいます。
カカオニブ
ちなみにカカオには抗酸化作用があるポリフェノールやカテキンなどが多く含まれています。これらは活性酸素(フリーラジカル)が遺伝子を傷つけることで老化を促したり、病気を引き起こしたりするのを防ぐため、抗酸化物質が含まれるカカオニブを日常的に摂ることは、アンチエイジングに効果的です。
また、カカオにはマグネシウムやマンガン、クロム、鉄、亜鉛、銅などのミネラル類も豊富に含まれています。
特に注目すべきは鉄分の多さです。鉄は酸素の運搬と貯蔵に関わる重要なミネラルであるため、日頃から鉄が不足しないよう気をつけることは、貧血予防や疲労回復などにもつながっていきます。
さらにカカオには亜鉛も多く含まれていますが、亜鉛には味覚を正常に保ったり、成長を促進したりする効果や、抜け毛予防、生殖機能の維持、二日酔いの防止などの効果があります。
また、亜鉛が不足してしまうと、精神的な障害が起こってくるとされていますので、メンタル面を良好に維持し、うつなどの症状を予防するためには、亜鉛が不足しないよう気をつける必要があります。
それに加えて、カカオには必須アミノ酸の一種であるトリプトファンが豊富に含まれているとされています。
トリプトファンは「幸せホルモン」とも呼ばれている「セロトニン」が作られるために必要ですが、リビングフードのカリスマ、デイヴィッド・ウォルフ氏は『スーパーフード』(医道の日本社)のなかで、「食事でトリプトファンを摂取することは、主要な神経伝達物質、セロトニンの生成にとって重要です」「生のカカオ豆を食べることは食事でトリプトファンを摂取する素晴らしい方法でしょう」と述べています。
カカオに含まれる「フェニルエチルアミン」と「テオブロミン」
そのほか、恋愛している時に体内で作られる化学物質「フェニルエチルアミン(PEA)」や、心血管系を拡張することで心臓の働きを助ける「テオブロミン」といった成分がカカオには含まれていることも、気持ちの昂揚や、精神面でのリラックスを助けてくれそうです。
特にフェニルエチルアミンには集中力を高める効果もあるとされていますが、このようなリラックス効果の多くは、加熱処理されたうえ、砂糖や食品添加物が加えられている市販のチョコレートやココア飲料には期待できないと考えたほうが良さそうです。
カカオは腸内フローラダイエットに必要な食物繊維も豊富
ところで、カカオにはリグニンなどの食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は、腸内に生息して腸内フローラを形成している腸内細菌のエサになったり、腸内をきれいにお掃除して便として排泄する働きがあります。
カカオの食物繊維によって腸内の環境が保たれれば、腸内細菌の多様な集まりである腸内フローラのバランスが整えられることは十分考えられますし、また、ヤセ菌ダイエットにもつながっていきます。
ちなみにカカオに含まれる食物繊維は不溶性のものが多いので、ダイエットファイバーなどに含まれる難消化性デキストリンなどの水溶性の食物繊維が含まれた食材を一緒に摂るようにすると、より腸内環境を整えるのに効果的だと考えられます。
以上、ここまでカカオとカカオニブの栄養効果について述べてきましたが、栄養豊富なカカオニブは、プチ断食ダイエットや糖質制限を行っている最中の間食などに、おやつのつもりで利用することが良いと思われます。
大さじ一杯のカカオニブを口の中に入れて、ポリポリと噛んでいるだけで、カカオの風味が口の中に拡がり、空腹感がやわらぐと同時に満足感を得られます。
また、スムージーやヨーグルトのトッピングとして加えても良いです。
ただし、カカオニブには砂糖が加えられていないので、甘みはありません。そのため、チョコレートが好きな方は、ダークチョコレートを砕いて混ぜると食べやすくなります。
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