スーパーフード・スムージー習慣でプチ断食ダイエット&糖質制限

スーパーフード・スムージー効果でプチ断食ダイエット&糖質制限、デトックス、アンチエイジングを気持ちよく行う方法について書いています。

ファスティング(断食)によるオートファジーがアンチエイジングにおすすめなわけ

当ブログではスーパーフードやスムージーによるプチ断食ダイエット・糖質制限によって気持ちよくやせるための方法について、自然に20キロやせた経験(82kg⇒62kg)をもとに書いています。

 

今回は「ファスティング(断食)によるオートファジーがアンチエイジングにおすすめなわけ」についてです。

 

ファスティング(断食)を普段の生活に採り入れることは、ダイエットデトックスに効果的なのですが、それに加えて「アンチエイジング」にもオススメなのです。

 

その理由のひとつに、「オートファジー(自食作用)」が活性化することが挙げられます。

オートファジーというと、東京工業大大隅良典栄誉教授がオートファジーの研究でノーベル医学生理学賞を受賞したことがまだ記憶に新しいですが、そのオートファジーには、不要になったたんぱく質などを細胞自身がリサイクルし、新しいたんぱく質を作る材料にしたり、細胞内をきれいに保ったりする役割があるといわれています。

分かりやすくいえば、オートファジーとは細胞の一種の浄化システムなのです。

そして、なぜファスティング(断食)を行うと、オートファジーが活性化するのかといえば、飢餓に備えることで長寿遺伝子とも呼ばれる「サーチュイン遺伝子」がオンになることと、関係があるそうなのです。

普段食べてばかりいると、サーチュイン遺伝子はオフになったままですので、どんどん細胞内に不要物が溜まっていってしまいます。しかしファスティングによって意図的に飢餓状態をつくることで、サーチュイン遺伝子がオンになれば、オートファジーが活性化し、細胞がきれいになるので、アンチエイジング効果とデトックス効果が得られるのです。

 

 ファスティングをおこなうことで、浄化システムのオートファジーが活性化することがわかっています。

 すると、これまで再利用しきれていなかったタンパク質や古いミトコンドリアなど、細胞内の不要物を大掃除することになります。大掃除の後は、新しく生まれ変わった細胞で身体は満たされるようになります。ですから、細胞レベルで若返り、健康な身体を取り戻すことができる、とうわけです。(田中裕規『究極の断食力』p83

 

田中裕規『究極の断食力』

 

 飢餓の状況では、エネルギーを成長や生殖に使う余裕はありません。その代わりに、賢い人体は貯蔵された貴重なエネルギーを体内の修復に使い、もう一度食料が豊富なときが来るまで、体を省エネ状態にして耐えようとします。(略)人体はアクセルから足を外し、細胞にとってのガレージのようなものに戻っていくのです。そこで、遺伝子の整備士が指令を受け、それまで後回しにしてきた緊急メンテナンスを開始するわけです。

 例えば、カロリー制限によってもたらされる作用のひとつに、オートファジーというものがあります。オートファジーとは、「自分を食べる」という意味の言葉で、老いて古びた細胞を体が自分で壊し、再生するというプロセスです。まさに車の場合と同じく、いつでもよく動ける状態にしておきたいのだったら、古くて傷んだ部品を取り除き、新しくしておくのは需要なことです。(マイケルモズリー、ミミ・スペンサー『週2日ゆる断食ダイエット』荻野哲矢 訳 p43~44

週2日ゆる断食ダイエット

 

このようにオートファジーによって細胞がきれいになって新しく生まれ変わることは、細胞の老化を遅らせ、若々しくいるためのアンチエイジングにつながっていくと考えられます。

そしてそのオートファジーを活性化させるのが「ファスティング(断食)」だというのですから、若々しさを保ちながらより健康的な毎日を過ごすために、出来る範囲でも構わないので「ファスティング(断食)」を時々行うことは、非常に大切なのです。

 

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