断食(ファスティング)がダイエットにおすすめなわけ
当ブログではスーパーフードやスムージーによるプチ断食ダイエット・糖質制限によって気持ちよくやせるための方法について、自然に20キロやせた経験(82kg⇒62kg)をもとに書いています。
今回は「断食(ファスティング)がダイエットにおすすめなわけ」についてです。
前回は『週2日ゆる断食ダイエット』(マイケルモズリー、ミミ・スペンサー 著)という本を紹介しながら、気持ちよくダイエットするために、プチ断食・ゆる断食を日頃の生活に採り入れてみることをオススメしましたが、そもそも断食(ファスティング)がなぜダイエットに効果を発揮するのでしょうか?
このことについて、たとえばプロフェッショナルファスティングマイスターの田中裕規氏は『3日で人生が変わる 究極の断食力』のなかで、ファスティング中には、脂肪を燃焼させる物質であるケトン体が通常の100倍以上も分泌されるとしています。
また、ファスティング(断食)について以下のように述べています。
(略)ファスティングには、体内に溜まった老廃物や毒素の排泄を高めるデトックス効果があると言われています。その結果、自然治癒力が高まり、あらゆる病気や体の不調が改善されるという効果が期待できるようになります。
医者いらずの「サビつかない体」が手に入り、ダイエットのサポートにもなるファスティングは、誰でも簡単にできる究極の健康法なのです。(田中裕規『究極の断食力』p43)
さらに、有名人やセレブの間でファスティングが流行るのは、「ファスティングによる「身体の調子がよくなる」「ダイエット効果がある」「美容にいい」というメリットを自分の身体で実感することができるだけでなく、それまで抱えていたさまざまな悩みや症状が改善される手応えを、ダイレクトに感じることができるからです」としています。
要するに、断食・ファスティングを毎日の生活習慣に採り入れると、自然と痩せやすいカラダに気持ちよく変化していくのです。
また、断食はダイエット効果だけではなく、体内や腸内に溜まった毒素や老廃物を体外に排出するデトックス効果も強いため、断食をうまく行なえば、からだもこころもスッキリしますし、体調も良くなりますので、健康維持のためにも効果的なのです。
しかしそうはいっても、今まで自分が続けてきた食生活や食事の頻度などを断食によって変えてしまうことには、不安が伴うかもしれません。
試しにまずは「プチ断食」
もし断食(ファスティング)することに不安を感じてしまう方は、いきなり断食を1~3日行うのではなく、試しにまずは「プチ断食」や「ゆる断食」を始めてみることをオススメします。
プチ断食・ゆる断食は、例えば、
- 1日に3回食事をしていたら、まずは一食だけ抜いてみることで「食べない時間」を作ってみる。
- 断食(ファスティング)の間、どうしてもお腹が空いてしまったら、スムージーや酵素ドリンク、サラダやスーパーフードなど、砂糖や食品添加物などが入っておらず、ビタミンやミネラル、タンパク質などの栄養価が高いものを飲んだり食べたりする。
- 何も予定がない日や日曜日など、自分が比較的行ないやすいと思う日に実行する。
といったことを試してみると、始めてみるのはそんなに難しくないと思います。
断食(ファスティング)は「したい」と思うことが大切
しかしプチ断食であれゆる断食であれ、断食は基本的に自分の身体と相談しながら行うのが原則です。
生活リズムや食べ物に対する嗜好などは人それぞれですので、何を食べ、何を食べないか、そしていつ、どのくらいのあいだ断食を行なうのかは、自分の身体や生活習慣と相談するのが一番なのです。なぜなら自分のからだのことは、自分にしか分からないからです。
ちなみに、この記事の内容は断食(ファスティング)を無理に始めることを強制しているわけではありません。
断食はダイエットと同じで、「~しなければならない(have to)」と思うと苦しいのですが、「~したい(want to)」と思いながら実行するとうまくいきやすいのです。
そのため、もし断食(ファスティング)に関心がある方は、ダイエットや健康のために「断食したい」と強く心で思いながら、とりあえず試しに始めてみることをオススメします。そしてその効果を自分自身で〝ダイレクトに〟実感してみてください。